ねんきん定期便で確認すべきこと

リテラシー

こんにちわ!

40〜50代サラリーマンの資産形成に関する、実体験に基づいた話題をお届けしております

今回は毎年恒例の「ねんきん定期便」が届いたので、私のリアルな年金事情について考察

かの「消えた年金問題」以降、毎年の誕生月(私の場合9月)に届く「ねんきん定期便」

ねんきん定期便でわかること

表裏に重要な情報がたくさん詰まってますので、ポイっとせずにwしっかりチェックしましょう!

年金加入月数(未納月数除く)

国民年金と厚生年金の加入月数(未納月除く)がわかります。私の場合、就職する直前の3月末までの加入期間43月のうち42月納付していて、なんと1ヶ月だけ未納でした(泣)

どうやら学生時に振込み忘れた様で。。。追納は10年しか遡れないので、どうしようもありません。まぁ年間1,700円しか減らないので、潔く諦めますw

過去1年の納付額

過去1年間の納付状況は最重要チェック項目。思い当たらない未納があったら年金事務所に確認すべし!

因みに、節目の年齢(40歳とか59歳)では、納付の全記録が記載されるので必ず確認しましょう

これまでの保険料納付額

今までに納付した総額も確認できます。自分で納付した額だけで、厚生年金の会社負担分は含まれてません(見せ方ズルいですね〜)

厚生年金は会社負担分も含めると、納付した額に対して元が取れないと言われる所以です。しかし、よく納めたなぁ(汗)これを自分で運用していれば…とか計算しない、言わないw

貰える年金の見込み額

50歳になると、貰える年金の見込み額がわかるように

「今の納付額を維持した場合」という条件なので、収入が増えて納付額が増えれば見込み額もアップしますし、逆に納付額が減れば見込み額はダウンします

今のところ、65歳からの支給で年額219万円(月額18万円余り)、ここから税金や社会保険料が徴収されて、手取りは15万〜16万位でしょうか

後述しますが、税金、社会保険料を抑えて手取りを最大化することがポイント

マイナポータルアプリが便利で断然オススメ!

今は、ねんきんネットと連携させることでマイナポータルアプリでタイムリーに閲覧出来ます

実は1ヶ月の未納がわかったのもマイナポータルで発覚…未納月に‼️みたいなアラートがついているので分かり易い

貰える年金のシミュレーションもできるようになってて便利です

繰上げ? 繰下げ? いつからもらうか

結論!私は年金受給を繰上げる予定

何よりお金を使える若いうちに貰いたいという意図です

最大60歳まで繰上げた場合、65歳受給時と比較した損益分岐点は80歳10ヶ月ですが、減額されることで税金と社会保険料も少なくなるので、さらに2年位後倒しになります。男性の平均寿命ピッタリですねw

実際に何年繰上げるかは定年が見えてきた60歳直前に決めますが、おそらく60〜62歳を予定してます

繰上げ受給の○×

最大5年(60歳)、1ヶ月単位で繰上げて受給することができます

○身体の元気なうちにお金を使える(お金の価値を引き出せる)

先日、まだまだ元気な80歳の父親を温泉旅行に誘ったのですが「あまり遠くに行きたくない…」と言ってるのを聞いて、少し寂しくなりました。お金はあっても気力が湧かなくなっていく、そういうものなのかも知れませんね

◯運用してインフレ対策(インデックス投資など)

当然、寿命が同じと仮定するなら、60歳に繰上げた方が最大期間受給出来るということになります。80歳が寿命だとしたら20年ありますので、余裕があれば投資に回して資産寿命を伸ばすこともできます

×一度繰上げ受給を申請すると生涯減額されます。繰上げ最大のデメリット

1ヶ月繰上げるごとに0.4%減額されますので、最大5年(60歳)繰上げると24%の減額となります。私の場合なら約166万円(月額14万円弱)に減額されます。一度申請すると撤回不可

×遺族年金、障害年金と併用してもらえない

年金受給年齢を繰上げた場合、遺族年金や生涯年金の受給資格があっても、原則として併用して受け取ることができなくなり、減額された年金と比較して多い方を選択することになります

※条件によっては状況が変わりますので、詳細は年金事務所などに確認が必要

繰下げ受給の◯×

最大10年(75歳)、1ヶ月単位で繰下げて受給することができます

1ヶ月繰下げるごとに0.7%増額されますので、最大10年(75歳)繰下げると84%の増額。

私の場合、なんと400万円に増額!メリットは最大最強にして、これしかありません。しかし、繰下げ試算額は記載してあるのに、繰上げが記載してないのは、何か意図があるんですかねw

×所得が増えるので税金と社会保険料も増えます。手取り割合は減ります。

×お金の価値を引き出せる若いうちに貰えない。

私には、すごく大きなデメリットに感じます。年金に頼らなくても良いという人はこの限りではありません。。。

私は繰上げ受給予定ですが、人それぞれの資産状況によって変わると思いますので、あくまでご参考程度にということで…

おわり

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