新年度早々、ドキッとするニュースが飛び込んできた
インドの主要株価指数SENSEXが、1カ月で11%下落。年初来高値からは実に16%もの下落率だ。「インド株は成長市場だから長期で持てば大丈夫」…とは言え、堪える数字だと思う。
実は私、2ヶ月前にインド株投信を売って、ゴールドファンドに乗り換えていた。
結果論だけど、あの判断は正しかったと思う。今日はその話と、今日の暴落ニュースをくろーど(AIアシスタントのClaude)と一緒に検証した話を書いてみる。
なぜインド株を売ったのか
きっかけは「株への偏りすぎ」への気づき
きっかけは、投資の勉強を続ける中での気づき。
自分のポートフォリオを改めて眺めてみると、ほぼ全部が株だった。オルカン、NASDAQ、個別株——資産のほとんどが株式市場の動きに連動している。「これ、株が崩れたら全部一緒に落ちるじゃないか」と気づいた瞬間、自分には耐え難く、背筋がちょっと寒くなった。
50代中ほど、定年まであと10年前後。大きく増やしたい気持ちはあるけど、株一本槍のリスクは見直したい。そのタイミングで「株と違う動きをする資産」として金(ゴールド)に注目した。
AIに相談したわけじゃない
くろーどに相談したわけじゃない…というか、 AI導入前の自己判断でインド株投信を売って、その資金でゴールドファンドに乗り換えた。
2ヶ月後、インド株は11%下落していた
なぜ下落したのか、くろーどに整理してもらった
今日の日経にこのニュースが載った。くろーどに記事を読み込ませて状況を整理してもらうと、こう説明してくれた。
きっかけは中東情勢の悪化だ。米国とイスラエルによるイランへの攻撃を受け、カタールの国営エネルギー会社が「不可抗力宣言」を発出。インドへのLNG供給が大幅に減少した。これが製造業だけでなく飲食店や農業にまで波及し、3月のPMIは58.9から56.5へと減速。「適温経済」と評されてきたインドに急ブレーキがかかった形だ。
さらにゴールドマン・サックスが2026年のGDP成長率予想を1.1ポイント引き下げ、インド株の投資評価を格下げ。市場心理がさらに冷えた。
くろーどと「あの判断」を検証してみた
自分の判断をAIに採点してもらう
「株に偏りすぎていると感じてゴールドに乗り換えた判断、どう思う?」とくろーどに聞いてみた。
返ってきた答えはこうだ。
「ゴールドは株式市場との相関が低く、地政学リスクや不確実性が高まる局面で買われやすい資産です。株偏重のポートフォリオにゴールドを加えることはリスク分散として理にかなっています。また今回のような地政学リスクが長期化する局面では、特定の新興国への集中投資は注意が必要です。長期投資であっても、リスクの種類を見極めることは大切です」
AIに言われたから動いたわけじゃない。でも自分の判断が、後からくろーどに検証させても「理にかなってる」と言われるのは、素直に嬉しかった。
長期投資でも、リスクの「種類」は見極める
一時的な下落と、地政学リスクは別物
基本的には長期投資なので、一時的な株価の下落は織り込み済みだ。狼狽売りするつもりはない。
ただインド株については、話が少し違う。今回の下落は単なる市場の揺れじゃなく、中東情勢という地政学リスクが表面化したことが本質だと思っている。地政学リスクは一時的な調整と違って、長期にわたって尾を引く可能性がある。そこが気になっていた。
株への信頼は変わらない、でも分散は必要
株全体への信頼は変わらない。でも特定の地域・国への集中リスクは、別の話として考える必要がある。そういう意味で、インド株から分散したあの判断は、長期投資の文脈でも間違っていなかったと思っている。
くろーどは答えを出してくれるんじゃなくて、自分の考えを整理する壁打ち相手として使っている。これからも試行錯誤しながら、くろーどと一緒に記録していくつもりだ。
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