複利のチカラ

インデックス投資

「複利は人類最大の発明である」

アインシュタインの有名な言葉(正確な出どころは不明らしいですが)資産運用を語る上でたびたび引用される名言です。複利とは元本だけでなく、そこで得られた利息や利益を元本に加え、その合計に対して次の利息や利益がつく仕組みのことです。つまり「利息にも利息がつく」ので、時間が経つにつれお金が「雪だるま式」に増えていきます。

複利計算の基本式

資産=元本×(1+年利率)

この式は「元本に年利率を加えた値をn回掛ける」という意味で、利息が毎年元本に組み込まれて再投資されるため、利息にも利息がついて増えていくのが複利の特徴です。例えば100万円を年利5%の複利で運用すると一年後は105万円になります。この105万円を元本として2年目も5%運用すると5万2,500円の利息がつき、合計110万2,500円になります。利息が増えるたびに計算の基準となる金額が大きくなっていくため、長期間運用すればするほど大きな利益が望めます。

一方で「単利」とは、最初の元本だけに毎回利息がつく仕組みです。単利では増え方が一定ですが、複利だと時間とともにお金の増え方が加速します。これが「複利効果」と呼ばれる理由です。

iDeCoで複利を実感

私は持株会を始めた時期からの投資歴はそれなりに長いのですが、本格的に積み立て投資を開始したのはiDeCoがきっかけでした。2016年から「iDeCo」という愛称になって、その頃から9年間、毎月23,000円をDCニッセイ外国株式インデックス(≒オルカン)一本に投資しています。iDeCoで複利効果を体感していたので、新NISAでのインデックス投資に迷いなくスムーズに入っていけているワケです。

9年間のiDeCo運用実績(SBIのiDeCoサイトより)

過去6年分しか見れませんでした(SBIのiDeCoサイトより)

2020年のコロナショック暴落時に一時的に運用益がリセットされましたが、それでもマイナスにはなっていません。この時ばかりは60歳まで引き出せないiDeCoの強制ホールドに感謝です(笑)そこから株価は回復して右肩上がり、特に2023年からの直近3年間は運用益が大きく伸びています。改めて持ち続けることの大切さと複利のパワーを実感しています。投資額(元本)と運用年数が大きくなるほど運用益も膨らんでいくので、新NISAではそのメリットを最大限享受出来るよう、しっかり「JUST KEEP BUYING」していこうと思います。

今日も最後まで読んでいただき、有難うございました。

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